飛行機の機内で乗客同士が言い争いになることは時おり発生するもの。些細な喧嘩であれば客室乗務員が仲裁しながら無事目的地を目指すものだが、このたびジェットブルー航空機内で起きた喧嘩では、“あるはずのない”スプレー缶を持ち出たために大きな波紋を広げている。
女の乗客2名が機内で大喧嘩を繰り広げたのは、26日未明にジャマイカの「ノーマン・マンレー国際
空港」を飛び立ち、ニューヨークの「ジョン・F・ケネディ国際空港」に午前8時50分に到着したジェットブルー航空960便。降機の準備に入ったところで女性客2名の間で喧嘩が勃発し、両方がまさかの催涙(トウガラシ)スプレーと眉用シェーバーを出したことを『NYポスト』紙電子版が報じている。
ニューヨーク・ニュージャージー港湾局のポート・オーソリティ警察によると、事件を起こしたのはブルックリン出身のジーン・バレンティン(61)、ニュージャージー州出身のメアリー・キャナディー(52)という2人の女。港湾局の発表よれば、真っ先に飛行機を降りようとするバレンティンは他の乗客らを押し除け、無理やり降りようと強引であったとのこと。抵抗したキャナディーと仲裁に入ろうとした男性の乗客に眉用シェーバーで切りつけた。するとキャナディーが催涙スプレーを取り出して応戦。179名の乗客がいる機内にそれが充満した上、巻き添えをくらって怪我をした乗客や体調不良を訴えた乗客もいるという。
危険物の機内持ち込み、眉用シェーバーの悪用、周囲を巻き込んでの乱闘、催涙スプレー噴霧といった公共の交通における危険妨害行為について、2人は刑事裁判所へ出頭を命じられたそうだ。しかしこの事件で露呈した大きな問題は、ノーマン・マンレー国際空港のセキュリティチェック体制の甘さである。関係者の間ではそちらへの批判も高まっているようだ。
2010年2月期連結営業損益は、1億9千万円の損失となった。営業赤字は連結決算では初めて。衣料品や宝飾品など高額品の販売が振るわなかった。20年以上にわたって経営を指揮した創業家の古屋勝彦会長が、5月27日付で代表権のない取締役名誉会長に退く。会長ポストは空席とする。退任の理由は「構造改革にめどがついたため」(秋田正紀社長)とし、経営悪化の責任をとったわけではないとした。連結売上高は前期比9.6%減の814億円。早期退職の募集や浅草店の営業面積の6割減などのリストラ費用もかさみ、純損益は63億円の損失と、2期続けて赤字になった。2011年2月期は1割の減収ながら、リストラ効果で営業利益8億円、純利益4億円と黒字転換を見込んでいる。
出店期間は約3カ月で、4月に石川県金沢市の商業施設内に「トラックマーケット」として出店。その後、地方中核都市のショッピングセンターなど商業施設内に、4月から1年間で10店前後の出店を目指す。金沢市の店舗の区画面積は250平方メートルで、営業期間は4月8日から7月19日まで。取り扱い商品は約1000品目で、台所用品などハンズ店舗でも人気の高い商品に絞り込む。東急ハンズは愛知県豊橋市の複合商業施設内に、2009年12月から同じ名称で期間限定店舗を出店。当初は3月中旬までで終了する予定だったが、売り上げが好調なため豊橋市での出店期間を9月中旬まで延長するとともに、他の地方都市への本格出店に踏み切ることにした。